投稿

奇蹟と五月と/おわかれではない、雨 2025/04/20~2025/06/25

ほさきから、ひらたさんへ 2025.4.20(日) 交換日記の編集画面にログインするためにゆうさんとweb通話しつつ作業しました。気がついたらセキュリティがとんでもなく厳しくなってましたね……お手数をおかけしました。 前回の日記をゆうさんにアップしてもらって久しぶりに読み返したのですが、我ながら2年前とあまりに状況が変わっていて、前世を見てるようだと思いました。異世界転生ってこんな感じでしょうか。 既にゆうさんはご存じの話ですが、前回の日記から約一か月後(つまり2023年11月)、わたしはコロナ後遺症で寝たきりになりました。 アミノバイタル飲んで良かったとか言ってる場合じゃなかったぞと今ならわかりますが(前回の日記参照)、当時はどうにか「普通」でいなければ、しがみつかなければと必死でした。 この日記にも、またSNSでもはっきりとは書いていませんでしたが、そもそもわたしは2021年の秋からコロナ禍対応等からくる抑うつで休職し、2022年夏に復職していました。それから半年後、多分まだ諸々が回復しきってなかった頃に今度は対人関係やコロナ感染と後遺症でやられてしまったわけですが、色々ごまかし続けていたものに強制的に向き合わされたような感もあり、今や記憶の中でこの数年は1セットになっています。 幸い医療の世界では既に後遺症について色々知見が溜まっていた&発信しているお医者さんを以前からSNSでフォローしていたこともあり、お薬と自宅療養で徐々に回復、7か月後には合唱公演で通しで歌えたし、復職もできました。もう結構元気なのだと思いますが、この4月からの部署は秋に出張があると確定しており、戦々恐々です。 今カレンダーを確認したら短歌の講座再開の話があったゆうさんの誕生日は、わたしが舞台で歌った一週間後でした。もう講座も再開から1年が経ち、先日の年度末最後の講座では、なんだかもうずっと前から通ってたみたいだねと通っている人たちと話していましたが、当時は資生堂パーラーで講座再開の話をしながら、すごく励まされていた記憶があります。失くしたものが戻ってきたような。 それにしてもコロナの話をテレビで本当に見なくなったな、と思います。昨年冬から暫くは感染者が増えていたようで人によっては知り合いが複数人、感染したという話も聞くのですが、テレビやSNSでは本当に見なくなりました。その一方で後遺症に...

見るべきほどのものは/タイムトラベルはよく言いすぎ 2023/10/13 〜2025/03/06

イメージ
ほさきから、ひらたさんへ 2023/10/13~14(金、土) マリンライナーで瀬戸大橋を渡るうさぎ達の写真を撮ろうとしたところで、日記更新のお知らせが届きました。 更新に伴い前回、つまり半月ほど前に書いた自分の、ここ半年ほどにかけて起きたことについての記載を読み返しながら、まあずいぶんと冷静そうに書いているものだと笑いたくなるような、過去の自分にそっと背を撫でられたような気持になりました。どう考えても当時の自分には あれが精一杯だったなあ、と思います。 香川県には以前仕事で行ったことがあるのですが、その時は飛行機で移動したこともあり、海や川を身近に見る旅程は新鮮です。それぞれの町内会? で祀っている金毘羅さんのため、ここ数週間はあちこちで獅子舞の奉納がされているのだと教えてもらいました。 瀬戸大橋を渡る3匹。 今回の旅はイサム・ノグチ庭園美術館が目的でした。 週に3回、予約制で一日3回のタイミングで開くこの美術館の存在を知ったのは直島美術館に行った時のことです。日も沈みかけたころに船から降りて乗った、車両の少ないローカル線は自分同様、美術館帰りの人が数人乗っているばかりでとても静かだったのを覚えています。島の人に貰ったという蜜柑を分けてくれたその人は国内外のたくさんの美術館を回っているようで、あそこはとても良かった、と庭園美術館のことを教えてくれたのでした。何となくですが、ゆうさんもお好きそうな場所だな……という印象です。 ガイドツアーの時間に行ったこと、ニューヨークにも美術館を持つ作家の美術館ということもあってか、英語のガイドを求める人と日本語ガイドを求める人との割合はおよそ半々か、前者が少し多いくらいだったでしょうか。周囲から聞こえる誰かの発語が日本語でない環境が妙に楽で、直島に行った際もこんな感じだったなと思い出しました。 作品を取り巻く石壁から作家が指示して作ったという美術館はこのご時世では珍しい(と感じてしまった)撮影許可スポットがどこにもない美術館なのですが、それがどんなに素晴らしいものであっても世界中に広まらなければいけないものではないのではないかと思ったりしました。 庭一面に地元の土を敷き彫刻作品を作家の指示通り配置し、二つの山を借景とする手法は禅寺の石庭に近い気がしますが、作品のスケールもあってかむしろ無国籍、あるいは大陸っぽいなと思いながら見て...

浦島太郎/時間を手繰り寄せる 2023/09/15 〜2023/10/13

ほさきから、ひらたさんへ 2023/09/15(金) 真夏日が80日以上あったという蒸し暑さも来週からようやく和らぐようです。とはいえ今日はまだ蒸し暑い……と思っていたら、午後から突然大雨が降りだしました。 今週頭、内閣改造のニュースとほぼ同時に、コロナ第9波の報道がされるようになりました。わたしの体感では8月上旬から罹患したという報告をタイムラインで複数見るようになった気がします。医療現場の方はそれより前から注意喚起をしていたので、随分時間がかかったという印象です。 前回の日記以降、つまり5月以降どうしていたかしらと思い返してみると、合唱の公演に複数出て、楽器を再開し、所属していた合唱団体を辞めました。その合間にアフタヌーンティーへ行ったり美術館や買い物に行っていたらのですが8月頭にコロナに罹患、回復したと思ったら濃厚接触者になって公演をひとつ欠席したりしていました。 その後、後遺症外来の病院に行ったところビタミンD欠乏状態と分かり、今は仕事が閑散期なのを幸い、在宅メインで働いています。発熱や呼吸器系、味覚や嗅覚などへの影響がよく言われる病気ですが、どうやらこの病気は体内のビタミンやミネラルをごっそり奪い、かつ自律神経を弱らせるものでもあるようです。 高熱が出たけれど翌日はすっきり回復する……というのではなく、週単位で少しずつ、薄紙をはがすように回復の経過を辿っていることを確認するたび、よしながふみの「愛すべき娘たち」第一話を思い出します。薄紙をはがすように、という言い回しを、わたしはあの漫画で初めて知ったのでした。 そんなわけで自分の周りだけ時間の流れが急に変わってしまい、浦島太郎のような、取り残されたような気持でいます。 とはいえここで焦ってはならぬ、とにかく心身が疲れないよう過ごすように……となると必然的に今までやっていたどれを優先するか・したいかということを考えざるをえなくなり、結果、なるほどそうだったのか、と自分に驚いたりしています。例えば仕事はもう自分の中心では全くないのだな、とか。 しかしコロナ発症から間もない立場で外出すると、街中や電車の中のマスクをしていない人、咳をしている人の多さにびっくりします。高齢者世代でない者への無料ワクチンは今冬が最後だそうですが、いやこのタイミングで!? マジで!? と言いたくなります。 2023/09/18(月) 敬...

花暦/場所と行為 2023/04/02 〜2023/09/11

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2023/04/02(日) 花の暦がずいぶんおかしくなっています。 3月上旬、というか11日に近くの公園で梅と沈丁花が花盛りなのを見て、今年はずいぶんずれ込んだなあと思っていたのですが、その翌週には桜が咲きだしました。 雨が多かったのでじっくりお花見のできる期間は短かったものの、この立て続けに咲きだす感じはなんだかまるで北国の春のようだ……と思っていたら、その翌週には東北で桜が咲き始め、すぐに満開になったとのニュース。 4月に入った今日は、モッコウバラが咲いているのを見ました。タイムラインでは紫陽花が咲いているという話も見かけて、知らないうちに時計がぐるっと先に一回りしてしまったようです。 昨年秋に書いた自分の日記の、値上げについての文章にしみじみしています。値上げ、本当に増えましたね……。電気代もですが、4月からは社会保険料やらがまた上がるようです。 自分のための出費について、自分が自分に許さない時期がそれなりにあったので、何でもかんでも(それこそ不要不急のものを)切り詰めたら苦しくなるというのは知っているのですが。卵の値上がりが悲しいです。 ところでご質問の去年の冬はどうしていたかな、ですが、ぱっと浮かんだのが筋トレでした。 公演などはあったものの、なんだかんだで結構穏やかな日を過ごしていた気がします。後はそうそう、年明けになってからの話ですが、デパートで足を測定してもらって靴を買ったりしていました。自分の足が思ってた以上に小さかったことが判明したり、面白かったです。3月頭に発表会にもいっこ出ました。 今年は3月31日が金曜日だということもあってか、年度末は自分もタイムラインで見かける方達もみんないつもよりばたばたしていた気がします。疲れている方も多かったような。わたしはさすがにダウンはしまったものの、朝夕が寒いのでまだブーツがしまえずにいます。404さんはお引越しの準備もあって大丈夫ですか。妙な気候はまだまだ続きそうです。 2023/04/09(日) チケットを譲られたのでお能を観に行ってきました。 観に行くたびに意識が遠くへいってしまうことでわたしのなかでは評判の日本伝統芸能・お能ですが、今回は小さい子が出演していたので(小さい子が科白をしゃべってからは)真面目に観ていました。たぶん小学校低学年くらいの男の子なので...

寒いとくるしい/春になってしまいました 2022/10/25 〜2023/03/11

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/10/25(火) 月末になると値上げのニュースが聞こえてくるのがすっかり当たり前になってきました。個人的には輸入肉より国産肉の方が安くなったのにびっくりしましたが、うさぎ達は乳製品や小麦の値上げをずっと心配しています。テレビの、いつもならクリスマスケーキの予約チラシができている頃なのに今年は値上げの影響でケーキの値段が決められないと話すお菓子屋さんの姿がショックだったようです。  クリスマスケーキ食べられなくなるの? と聞かれるので、まあ大丈夫じゃないですかねえ……とそのたび応えているのですが、そういえば去年は子ども食堂でクリスマスケーキを配ったというニュースを見たのでした。  寒くて、夜が長くなって、だからこそ賑やかな催しの増える年末年始だからこそ、それが届かない人がいることがくっきり見える、そんな季節の気がします。渋谷の美竹公園からホームレスの方達が締め出された日は、ちょうど薄手のダウンコートを引っ張り出した日でした。  ワクチン4回目からの急な冷えのせいか、久しぶりに頭痛薬を飲みました。この1~2週間ほど、週末になるたび「わたしは何をしていたのか……(何もしてないな)」と思っている気がします。  2022/11/01(火) マスクを着けて外に出ると温かさを感じるようになりました。夜はすっかり冷えて、先日出したダウンコートをずっと着ています。朝の通勤列車では暑いのですが、帰りはちょうどいいくらいです。  職場では先週から暖房器具が出ました。 その一方で光熱費は上がっているので、節電のお達しが出ています。テレビでも節電テクニックがたまに流れますが、とっくにやってるようなことばかりなので、ひとりで突っ込みを入れています。 もうずっと、生活が苦しいということが何か別の、明るい言葉に言い換えられてきた気がするけれど、それにしたってもう限界じゃありませんか、と言いたくなります。  2022/11/06(日) Aさんと羊の会@羊フェスタ2022、でした。 2人とも、あらかじめ決めていた待ち合わせ時間よりずっと前に来てしまったので、食べる場所の確保も屋台に並ぶのも楽々、結果として食べたいものはだいたい食べられる大勝利を収めました。羊のゆず味噌煮?がおいしかった。それに...

葬儀について/弔いについて  2022/9/5~2022/10/23

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/09/05(月) 7月の日記を読みかえしながら、当時からいろいろな物の値上がりはあったものの、まだ今よりは切実でなかったな……としみじみしています。旅先で死亡ニュースを聞いた元首相は、今月27日に法的根拠のない国葬が行われることになりました。火曜日ということもあり、さすがに今回はどこかに遠出して各種ニュースやSNSを遮断することも難しそうです。 404さんの書かれていた「良くなる」という話、 昔書いた自分の文章 を思い出しました。この文章を書いたのは6年前ですが、ここに書いてあることを当時の自分がすぐに実行できたわけではなかった、と改めて思います。「良くなる」って、誰にとっての「良くなる」なのでしょうね。8月末から復職したのですが良くも悪くも、自分のなかの何かは損なわれたのかもしれない、と思ったりします。 そんなわけで淡々と過ごしています。そういえばコロナですが、親戚2名が陽性になりました。いずれも軽症だったのでほっとしましたが、わたしの買っていたパルスオキシメーターや抗原検査キット、ネットで調べた検査に関する各種情報が大活躍していました。 2022/09/07(水) 台風の影響もあってか、湿気で身体がべたべたする感じがなかなか収まりません。北でも南でも、ずっと雨が降り続いている気がします。 もともと涼しくなると体を動かしがちになるのですが、先月末からhabiticaという、日課をこなすとアバターが成長するというアプリを入れて夜のストレッチを続けています。ピクミンといい、自分は報酬があるとわかりやすく動くようです。とはいえおかげでそろそろ一か月半、ちょっと効果が出てきた!……気がします。たぶん。 うさぎに続き、すあまも秋の服に着替えました。トラッドスタイルです。 2022/09/09(金) 英国女王が亡くなりました。 朝一でのぞいたタイムラインの、BBCによるツイートに驚きつつもしみじみしていたのですが、気が付いたら本物の国葬、という妙な言葉がハッシュタグになって出回っていて、うむむむ、となりました。 その後、イギリスはポップカルチャーの国として在ろうとしていていて、だから女王も受け入れられていたのではというtweetを見てちょっと納得しました。パディントンやボンドと共演したり、女王はイギリスの「コンテンツ」の一部...

花・熱帯・沼 / 拾う・疲労・披露 2022/6/29~2022/9/4

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/6/29(水) 暑いですサンタマリア、もうだめです……と、毎朝呻きながら起き上がっています。 そんなに長時間外を歩いているわけでもないはずのに、ここ数日は最寄駅から家に帰るまでに必ずコーヒーショップで休憩しています。夏至直後の今は直射日光の勢いも強いのだという解説を見かけたのでこれは今だけのことのはず……と言い聞かせていますが、果たして8月、9月はどうなるのか、戦々恐々です。 テレビのニュースでも、長時間外に駐車した車の中はこんなに熱くなりますよ! ほら、クレヨンなんかあっという間にどろどろに……といった映像を見せられて、うさぎ達が震えあがっています。もうおうちから出ない! と叫ぶうさぎ、どんなに暑くても自分は平気だと主張する小さいうさぎ、もし暑さで溶けてしまったられーぞーこにいれてくださいと悲壮な顔で訴えるすあまに囲まれ、うんうん、冷蔵庫はいいものだよね……とすあまを撫でたりしています。わたしも冷蔵庫に入りたい。 404さん、なんだかずっと忙しそうだなあとタイムラインを見てましたが、週末学校だったんですね! それは疲れて当然だと思いますので、どうぞご無理なさらず。 スーパーでは桃が並び始めました。桃はうさぎもわたしも好きな果物のひとつです。 2022/7/4(火) 家の近くを歩いていたらふんわり甘い匂いがして、なんだろうと思ったらオシロイバナでした。クチナシなんかもそうですが、ここ最近の高温高湿度のなかで咲いていると、香りといい姿かたちといい、実は南国っぽい花なんだなあと思います。 引き続きの暑さに危機感を覚え、アイスリングを買いました。28度以下になると凍るけど結露はしないという、よくわからない物質でできた何かです。少しは足しになると良いのですが。 コロナウイルスBA.5の拡大スピードは速く、月末には90%以上がBA.5に置き換わるだろうとニュースで解説されていました。 2022/7/17(日) 先週金曜日のお昼から仙台に行っていたため、安倍元首相が銃撃を受けたというニュースはそろそろ建物を出て駅へ向かおうかというタイミングで見ました。東京駅で待ち合わせて新幹線で仙台へ向かい、仙台市内を案内してもらって晩ご飯をどうしようかという話をしながら立ち寄った、アーケード内のドラッグストアで死亡ニュースを確認しました。 ...

薔薇と熱 / 果物にも毛が生えている 2022/5/10~2022/6/28

イメージ
  ほさきから、404 not foundへ 2022/5/10(火) 4月、本当に変なお天気続きでしたね。気温の急変動が……とこの日記に書くのももう何度目か、という感じです。 GW後半はそれまで暑かったのが急に涼しくなって身体がほっとしたのか、なんだか妙に眠くなっていたのですが、週明けになると更に冷えて3月の気温になりました。 薔薇は今からが盛りです。わたしの育てていた白いミニ薔薇は残念ながら枯れてしまったのですが、ピンクの薔薇はGW頃からぽつぽつ咲き出して、少しホッとしました。香りの良い和ばら(年末に404さん宅にお持ちした薔薇です)は病気や虫にやられつつも蕾を付けて、けれどもなかなか花開かないので大丈夫だろうかと毎日様子を見ています。404さんのお部屋のガジュマルはお元気ですか。 花開いた薔薇がやがてしおれて花弁が散っていくのを、いつも惜しみつつ眺めているのですが、今年は小さいうさぎを薔薇風呂に入れてみました。お気に召したようです。にんげんが同じことをしようとしたら大変なので、ちょっと羨ましくもあります。 2022/5/18(火) 夏というのは日傘や水筒を常に持ち歩かなければならない大変やっかいな季節であったなあ……と思い出しつつあります。晴れた日の外出から帰ってくるたび、鉢植えの土を確認するとからからなので水をやるのですが、本格的な暑さはまだ先です。 404さんの書かれていた500日の休暇がほしいという話、本当に、長い休暇があれば解決することって世の中結構あるはずなのになあと最近しみじみ思っていたところです。わたしは今500日、まではいかないものの去年の10月からお仕事をしないようにと言われて今はのんびり過ごしているのですが、こうして働くのが当たり前でなくなると、労働ってなんだってこんなに日々の大きな時間を占めているんでしょう……と考えてしまいます。キャリアとかライフワークバランスとか言うけれど、どう頑張っても一日の三分の以上が仕事だったらその心理的割合は大きくなるわけで、つまりこれを減らすには労働時間を減らすしかないのではないでしょうか。今の生活は心理的割合の大きかった労働ががくんと減っているので比較的ゆとりがあり、もしかしてこのくらいが本来の人間の生活なのでは……という気持ちになっている今日この頃です。 わたしの好きな劇作家さんは先輩の劇作家さん...

『やさしい』世界/ここが日常 2022/04/12~2022/05/08

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/4/12(火) 404さんから日記を受け取った今日はちょうどうさぎ達三匹とお出かけしていたので、うさぎ達へのメッセージにうさぎ(小さくない方)が出先でぷんぷんしていました。いわく、『われわれは重くない、ただかわいいだけなのだ』……そうです。 うさぎとしてはすあまが来てからというものの、もちぬしがすあまばかり贔屓しているように見えるそうで、こちらも否定できないところがあるのが難しいところです。ちなみに小さいうさぎはどういう展開になっても自分が置いてけぼりになることはないだろう(サイズ的な意味で)と確信しているので悠然としたものです。それはそれでどうなんだろう、ともちぬしとしては思いますが。すあまは常にのほほんとしています。 桜もそろそろ終わりですね。気温もぐんぐん上がって、平均気温28度の日に桜吹雪を見るという妙な日もありましたが、今はすっかり新緑がメインです。今日、うさぎ達と行った初めてのカフェには大きな窓があって、窓の向こうに日に透けた木々の緑が見えていました。店内には404さんのように文庫本を取り出してコーヒーをおともに読書にふけっている人が何人かいました。 薔薇の蕾もずいぶん膨らんできました。薔薇のようなつやつやした葉が日の光を反射しているのを見ると、光合成でおなかいっぱいなんだろうかと思ったりします。 おなかいっぱいのうさぎ達。 そうそう日記、わたしも書いてます。ただし紙の日記は何度か挑戦しては失敗しているので、春頃から十年日記のアプリを使って書いています。何もしなかった、と思うような日でも案外何かしているな……と思えていい感じです。本当は万年筆で日記を書くのに憧れてはいるのですが、どうも習慣になってくれません。 2022/4/13(水) 前回の日記で井上荒野さんの『生皮』についての感想めいたものを書いていたな……と読み返していたらプロジェクト「短歌・俳句・連句の会でセクハラをしないために」 がnoteの記事を更新していて、なんだかすごいタイミングだなと慄きました。 タイムラインでは映画や芸能界の世界では監督による性加害の告発がされているとのニュースも流れてきていて、くらくらします。そういう時期なのだ、と言われればそうなのかもしれませんが、metooという言葉が流行っていた四年前にもそんなことを思った気もし...

花散らし / どこの岸 2022/03/29~2022/04/11

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/3/29,30(火、水) 404さんのおうちのプリンタニア、意思が強そうな顔をしていると聞いてはいましたが予想以上の強さで笑ってしまいました。ちなみに生餅会の写真ですが、紫のお花をつけているAさんのすあまは、写真撮影後はすぐにお花を外され、もちもちされていました。あのお花はプリンタニアのウエスト(?)をきゅっと締めあげてしまうみたいです。 わがやのすあまは家にやってきた当日はうさぎ達に取り囲まれて怯えた顔をしていましたが、最近はすっかり仲良しです。というより、うさぎとはいろいろと思考回路が大きく違うため、うさぎ達からはなんだか不思議な子だなあ……まあいいか……という目で見られているようです。とはいえ、それはうさぎ同士の関係でも同様な気もするのですが。 うさぎ達とは仲良くなってもすあまが怖がりなのには変わりなく、先週末から花盛りの桜の花も、曇天の影響もあってか、どこか怖がっているような目で見上げていました。春休みのせいか近くの桜が多い公園は、週が明けても人出の多さが続いています。花の下で食事をする人はすっかりいなくなったので蜜を吸う鳥が我が物顔で花を散らしていて、これはこれで桜や鳥にとってはよいこと、なのかもしれません。 そういえば近所の公園では週末、桜の下で漢服を着ている女性二人が写真撮影をしているのを見かけました。『陳情令』の衣装のようなすらっとしたスタイルの服が漢服だとわたしは認識しているのですが(画像検索の結果を見るにそうかなと思うのですが、合ってますよね?)、その日見かけた二人は腰までの丈の、張りのある生地でできた鮮やかな色の上着を上に着ていて、そうすると韓国の民族衣装のシルエットにも近い印象があって驚きました。 ちょっとしたポーズをとるだけでなく巻き物を広げてみたり日傘を持ったりと小道具もいろいろ出しつつ撮影をしていて、通りがかった老婦人がきれいね、初めて見たわ、beautiful!と声をかけていました。 桜の下でポーズをとるうさぎ。 テレビでは4月からの値上げ、急激な円安について報道が続いています。夜のニュース番組で経済評論家の人が春からの値上げ対策について、特売で安く売られている野菜などを買うこと、と言っていて、さすがに突っ込みを入れたくなりました。 2022/4/1(金) 年度最初の日が金曜日ってど...

どこまでが故郷であったか/もち、萌ゆ 2022/03/10~2022/03/27

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/3/10(木) 家の近所にある河津桜も公園の沈丁花の生垣も、先週末から花盛りになりました。梅の花も随分咲いてきた気がしますが、東京のソメイヨシノは予想では再来週ごろに咲くらしく、花の時期はこんなに近かったっけ、と首をかしげています。 花の季節になると携帯カメラで撮影しようとする人たちが花の周りにたくさん集まって、花のもたらす何かを(そんなことは本当は無理なのに)必死ですくい上げようとしているような気がしてきます。自分も含めて。 404さんの引用されていた記事、タイムラインで見かけたいくつかの記事の内容がまとめられていて、すごく読み応えがありました。今回のウクライナへの侵攻ではウクライナ大統領やウクライナ政府がSNSでのパフォーマンスにとても優れているなと思います。一時期話題になっていた「カザフの幽霊」なども404さん書かれているところの「強いゲーマー」に近い何かだと思いますが、あれも一般市民の投稿だけから生まれたものではないはずです。 とはいえ「義勇兵」や「祖国を守るための闘い」といった語に浮足立っているのはSNSだけでなく、わたしの住んでいる国の政治家も同様な気がしています。 前回の日記を書いたころ、わたしは、SNSがあり、ロシア、ウクライナ双方で生活する人たちの声がリアルタイムで届く現状、ロシアという国家の概念とそこで暮らす人をひとまとめにした上での敵対感情はかつてより生じにくいのではないか、実際今回の侵攻は「プーチンの始めた戦争」として切り離されているではないかと思っていました。でも各国の経済制裁やwebサービスを含めた大手企業の雪崩を打つような撤退、姉妹都市の交流凍結などが続く中、どんどんそこが一緒くたにされていく気がして、怖くなっています。戦争をやめてほしい、原発事故が怖いと皆で言い続けるというのは、こういうことなのだろうか。  ……そして現代世界の宗教地図を一目するならば、国際世論形成は圧倒的に正教よりもカトリック・プロテスタント連合に有利なことが瞭然とする。     (『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里、2001年) 自分の住む国は「西側」の傘下にいる、と初めて実感させられた気がします。 2022/3/15(火) 週末から一気に暑くなって、コートを着ている人と日傘をさしている人の両方をみ...

北帰行 / 語りであれば 2022/02/22~2022/03/09

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/2/22(火) 404さんの体調良くなってきたとのこと、良かったです! わたしの周囲でも自分や家族が感染した・していたという話がオフライン、オンライン両方でちらほら身近に聞かれるようになってきました。そういう状況、なのだなと思います(そして職場では年度末なのでそういう状況でも仕事を遅らせないようにという上の「懸念」が伝えられてきています……!)。お粥、楽でおいしいので私も一時期朝や昼の食事にしていました。咳の方も良くなりますように。 こちらは日曜日に防衛省の集団接種でワクチンを受けてきました。昨年受けたファイザーもですが、私の場合そこまでの高熱は出ないものの、その後一週間くらいはなんとなく倦怠感が続くようです。3回目接種はリンパの腫れが2回目接種に対し20%増で現れるということで、おおこれが……と実感しています。 感染者数は未だ多いのに増加傾向ではなくなってきたからか、1月半ばに比べるとニュースのトーンも最近はずいぶん落ち着いている気がします。テレワークで出演するテレビのコメンテーター達にもすっかり見慣れてきました。 ピクミンの世界では先週から梅が咲きだしましたが、現実世界ではまだ日当たりの良い場所にちらほらと咲く程度です。沈丁花もまだ硬い蕾のままで、もう2月も後半なのにね、とうさぎ達(と、最近新しくやってきた「すあま」)と話しています。 すあまと小さいうさぎ。梅はまだですがクロッカスは咲いていました。 2022/2/24(木) お昼過ぎ、ふと携帯を見たらニュースアプリの、ロシアがウクライナの空港を攻撃したという通知バーが見えて慌ててタイムラインを開きました。各国の慌ただしい動静が流れてくる中、日本の国会はなかなか審議中止にならなかったようです。 先日終わったオリンピックでもロシアは国家としての参加は許されず、ウクライナの選手が「No War in Ukraine」の訴えをしたことでニュースになっていました。加えて、女子フィギュア選手のドーピング問題。そもそもコロナがある現状、平和の祭典という枕詞は去年の東京オリンピック以来なんとも白々しいものになったなと思いつつ式典を見ていたわけですが……。 ニュースを見たときにはコロナがあってもこうして侵略戦争が起こるのか、と思いましたが、これは正確には、パンデミック下でも起こ...

個人にできることなど/肌感覚 2022/1/24〜2022/2/20

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/1/24(月) 今日、追加注文した本棚の棚板が届きました。というわけで前回の日記で書いた本棚整理はまだまだ終わってはいない状況です。正確に言うと床の本はほとんど収納されたのですが、本棚以外の棚も整理の必要があるので道のりはまだまだ先なのでした。それなりに処分しているはずなのに、なぜこんなにも物が多いのか……たぶん紙類が多いのと、祖父母宅から巡り巡ってやってきた古着などもあるからでしょう(冬物はものがいいこともあり、有り難く着てぬくぬくしています)。 ちょっとした小旅行に行くときの、ボストンバッグやリュックを見下ろしてこれだけあればどこへでも行けるという感覚が好きなのに家にはなんだかんだと物が多いのは、自分が好きで入手したものだけでなく、どこかからやってきたもの、引き継いだものもあるからなのだろうな、と思います。身一つ、にはなかなかなれない。 高いところも平気なうさぎ。 『「昭和」を生きた台湾青年』を引き続き読んでいるのですが、大正十二年生まれの作者の幼少期の思い出で、祖母や子守達が四色牌や圧蛤殻などの博打が好きだったという描写があって、場所も時代もぜんぜん違うのにそこだけ『陳情令』で想像しながら読んでいました。子守の女性が子ども(作者)を連れて古いお寺で博打をしていたら警官がやってきて、みんな慌てて隠れたので一人残された子どもが一人で遊んでいると嘘をついてごまかした、とか、いかにも『陳情令』の世界でありそうな気がします。当時住んでいた家の間取りや冠婚葬祭、家族制度の話などもあって面白いです。 日本だってほんの150年ほど前、今生きている人間の3〜5代前まで遡れば江戸時代で、その後に明治、大正、そして昭和から平成・令和に続いているということを考えるとなんだか不思議な気持ちになる……というより、「昔の時代」を下手に自分の想像力だけで想像すると実際のそれより貧しくイメージしてしまっていることに、この手の思い出話を読んでいると気づきます。 学生時代は良い先生に恵まれた、と綴られているなか、支那事変の際に学校で「支那事変日記」というのを書かされて愛国心を示すような記載ばかり求められた、という記述にぎくりとしました。 2022/1/26(水) 昨日からまんえん防止法が適用され、東京の感染者数は1万を超えました。404さんの言う...

腐れ縁みたいな/あなたの線わたしの線 2022/1/10〜2022/1/21

イメージ
ほさきから、404 not foundへ 2022/1/10(月) 年末年始は交換日記をお休みしていました。 そんなわけで少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。 6日の午後から東京は雪が降りだしてそのまま道路が凍りつき、だからというわけではないのですが三連休前後はなぜか二次創作短歌をえんえんと作っていました。4日夜にスペースで短歌の話をした影響もちょっとあるかもしれません。なんだか腐れ縁みたいなやつだなあと思います、短歌。 土曜日に新しい本棚が届きました。中身を入れるのはこれからですが、天井まである真っ白な本棚はなんだかそこだけまっさらな感じがします。……その前には本の山がひたすら積み上がっているのですが。 フォーセタオーー火を灯すとは火を囲む暗闇を見ることだーーメユーヴァ 今年もよろしくお願いします。 2022/1/12(水) 東京の感染者数が二千人を超えました。 一昨年も11月から12月にかけて感染者数が増加、大晦日に四桁になって愕然としたまま2021年の新年を迎えましたが、あのときとは増加スピードが桁違いで、ほんの数日で世界がぐるりと塗り替えられたような気がします。一方で二千人超えは去年の9月以来だそうで、そうか9月時点でそんな状況だったかとも思いました。感染者数の数について、どこからを多いと言うべきなのかいつが多かったのか、よくわからなくなってきている気がします。 ハンマー&ダンスというけれど、振り下ろされるハンマーの気配に怯えながら、振り下ろされた誰かのことを知りながら、短い期間だけ楽しく踊り抜くなんてそうそう簡単にできる話じゃないんじゃないの、とは去年思ったことです。だけど今年の公演はどうなるのか気になるし、行きたいところ、やりたいことはやっぱり沢山ある。 昨年末、室町コレドテラスの誠品書店で『空港時光』(温又柔)を買いました。 『空港時光』はもともと、わたしの私家版歌集を読んでくださったフォロワーのHさんが、連作を読んでいて浮かんだ、と上げていた本です。台湾の歴史についてなどの本は以前にちょっとだけ読んだことがあったのですが、どちらかというと資料としての本で、こういう距離感で語られた本、小説はそういえば読んでなかったな……と思いました。こちらは昨年中に読み終わって、今は『「昭和」を生きた台湾青年』(王育徳)と『ホロコーストと外交官』(M...