北帰行 / 語りであれば 2022/02/22~2022/03/09
ほさきから、404 not foundへ
2022/2/22(火)
すあまと小さいうさぎ。梅はまだですがクロッカスは咲いていました。 |
2022/2/24(木)
2022/2/25(金)
404 not foundから、ほさきさんへ
2022/3/6(日)
叔母と映画『テレビで会えない芸人』を見に行きました。芸人の松元ヒロ氏を追ったドキュメンタリー映画です。テレビでも以前は政治を風刺するお笑いが流れていたと知り、驚きました。今ではもうそんなことはないですよね。
松本ヒロ氏のネタは、政治に関して現実に起こるありえない出来事に対し、立ち話でやいのやいのやり取りするときの延長にあるなと思ったりしました(このやいのやいの、さえ、今は人を注意深く選ばないと言いづらい感じがある、それがつらいなとも思いました)。どこまでも市民の側に立ってくれている。権力に厳しく、人にはやさしい。年間120本の舞台に立つようなので、どこかで見る機会があったらいいのですが。
叔母とこうして二人で出かけるのは初めてで、映画のあとはお昼ご飯をごちそうしてもらい、お茶をしながら叔母の青春時代の話などを聞いて楽しい時間でした。
2022/3/7(月)
仕事がわけわからないくらい忙しいです。なんでなんだろう。整理しても整理してもまだ増える仕事に、ほぼほぼパンク状態です。
そんな感じではありましたが、ウクライナの情勢は追っています。21世紀でもこういうことは起こってしまうのだと信じられない思いでいます(とはいえ他の地域でも戦争は起こり続けている、というのは本当にそうで、全ての戦争がなくなる日はいつなのだろう)。
今日その延長で、『ウクライナの「脱ナチ化」』を読んでいて、全体としてまだ理解しきれないなと思ったりもしたのですが、
日本のSNS上の言説を見ていても一部その傾向が見えるかと思いますが、ウクライナをめぐる攻防は、特にウクライナに肩入れすればするほど、ナショナリズムに傾斜する方向性をもっていまして、心情的にはもちろんそれもわかるのですが、迂闊にウクライナの市民の勇気と不屈を讃えることは、アゾフ大隊や、もしかしたら今後欧州中から参戦してくるかもしれない「ボランティア」としての極右義勇軍などを賛辞することにもなりかねないのが、なんとも不気味なところです。(週刊だえん問答『ウクライナの「脱ナチ化」』)
という部分に、どきりとしました。
イデオロギーが何であるかは不明ですが、確かにSNSでは、有名な誰それが義勇軍に参加した、などの情報はすでにまわってきていて、その情報の流され方…というより、受け止め方かな、受け止めるときに「ゲームに強いプレイヤーが参加した」に近いものが想起させられて、ぞっとしたことを思ったのでした。現実なのに、情報上で同じような語られ方をされたり、瞬間的にでもそういったものを重ね合わせてしまったことが、もうすでに何かに絡めとられつつある気がしてなりませんでした。
どんな状況であっても、早く戦争が終わってほしい、あらゆる戦争はなくさねばならない、という気持ちだけは持ち続けなければならない。普段の生活においては「わかりやすさ」ををどれだけ遠ざけられるか、みたいなことを考えているのに、さまざまな事情を横において、発さねばならない言葉もあると思うとき、立つことはなんてむつかしいのだろうと思ってしまいます。状況が複雑になればなるほど、自分を保つことはとても難しい。情報に触れすぎなのかもしれない、とも思います。
2022/3/8(火)
最近はすっかり春めいてきていたのに、今日は寒かったですね。
春にむけてきれいな色のものを着たくて、古着で買った厚手のシアンぽい色のセーターを着ていました。明るい色のものを着ていると、寒くても少しばかり気持ちが上向くので不思議です。先日、春になってほしいあまりに、真冬に着ていたもののほとんどをクリーニングに出してしまったのですが、今年はこのセーターがあるので、あと数回来るであろう寒さを乗り切れる気がします。
忙しさに追いやられて本を読む時間が全く取れずにいたのですが、比較的「対談」や「インタビュー」であれば読めることに気づきました。「語り」であれば読める、というのは、それは内容だけでなく「語り方」みたいなものを読んでいるのかもしれません。対談集や、人生相談などばかり、手に取ってしまいます。
三回目のワクチンは来週接種する予定です。ファイザー、ファイザー、モデルナ(予定)なので、副反応がどうなるか、と思っています。前回はわたしも、熱というよりも倦怠感が続くかんじだったのですが、今回はどうなるでしょうか。乞うご期待(?)。
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