本当に?/餃子はのみもの 2021/11/16〜11/26
ほさきから、404 not foundへ
2021/11/16(火)
週末、公園にでかけたら欅も桜もすっかり葉が落ちていました。
緊急事態宣言が解除された影響もあってか公園には人が多く、お花見の季節でもないのにビニールシートを広げて座っている人がたくさん、楽器を演奏する人もあちこちにいて賑やかで、なんだかずっと会っていない懐かしいものに再会したような、でも本当にそうなんだろうかと思いながら歩いていました。
お散歩中のうさぎ達。 |
本の話、そういえばしてなかったですね!
わたしはちょっと前に『ムーミン谷の仲間たち』を読み終わって、この前『批評の教室』を買ったところです。去年の春にやった朗読もまたやりたいなとテキストを物色しつつそのままになってたのを思い出しました。
朗読といえば今年の頭にはKOTOBA Slam Japanをのぞいてた時期もありました。海外(主には欧米)の詩人さんの朗読が聞けたり、面白かったです。
2021/11/17(火)
幼い頃から何でも歌ってきたアレサがシンガーの先輩やレコード会社から「何が歌いたいんだ」と問われるたび、どこか怒ったような無表情で「ヒットがほしい」と答えていたのに、404さんの前回の日記をちょっと思い出したりしました。仕事や創作ってなんだろうな、とわたしも最近ぼんやり考えます。そしてそれらについて、ずっと商業的な成功を結びつけて考えていたというのもわかる、ような気がします(というか共有結晶の取組自体、ちょっとそんな部分がありませんでしたか? 少なくとも私が短歌の賞に応募したのはそういう部分によるものがあったと思います)。
2021/11/20(土)
404から、ほさきさんへ
2021/11/21(日)
本格的に朝夕と冷え込むようになってきましたね。夏が大好きなわたしは11月くらいまで夏でいい!と言っていたのに、寒くなりはじめると、早くもっと寒くならないかな、などと思ってしまいます。冬は苦手ですが冬の格好は好きなのです。少し前に古着で買ったセーターを着てみたら、見ていたときよりもずっと気に入って、長く付き合いたい気持ちになってきました。
そんなわけで、本日ガスストーブを出しました。ここ数週間、コタツを先に出すか、ストーブを先に出すか、家で議論を重ねていたのですが、例年通りガスストーブが先になりました。部屋全体をあっためるか、足元をあっためるか、それぞれの好みがあり、毎回もめるのがおもしろいものです。コタツを出すと小宇宙が形成されるため、わたしはぎりぎりまで出さずにいたい派です(これ去年も言っていた気がする)。
ムーミンシリーズ! わたし実はムーミンシリーズをまったく読んだことがないのですよね。アニメなどでちょこっと見たことがあるくらいです。ムーミンたちは11月頃から冬眠すると記憶していたのですが、シリーズのタイトルを見ていたら冬のおはなしもあるのだなあと思ったりしていました。
そして朗読について。中国語を勉強し始めたことで、中国の詩を原文で読む夢が近づいてきました。いつか朗読もしてみたい、なんて思いつつ、たくさん練習しないと正しく発音できないだろうなあ……なんて、目先の欲望を書いてしまいましたが、中国の現代詩が今現在どういう状況にあるのか、わたしはそのことをまだ知らないのです。文化大革命の時代に生まれた「朦朧詩」と呼ばれる作品や運動のことを少しずつ知っていけたらと思っています。
2021/11/23(火)
『Pikmin bloom』最近よく広告で流れてきますね。位置ゲームをあんまりやったことないのですが(ポケGOを一瞬やってたくらい…?)ピクミンかわいいな、と思って眺めていたところでした!
今日は昼からストレッチを手伝ってもらいに行ってきました。マッサージがほぐすこと中心だとしたら、ストレッチはあくまで身体を伸ばすほうに特化していて、お店のひとも「こんな自分でもできることが商売になるなんておかしいですよね」と笑っていましたが、1人じゃできないからお店に頼っているのです……。
簡単な身体の伸ばし方も教えてももらえるので、しばらく定期的に通って身体を動かす習慣をつけたいと思っています(このがちがちの身体では今後何をするにも支障があるだろうといよいよ危機感が)。
帰ってきてから餃子を作りました。50個作ったのに、3人であっという間に食べてしまって、いつものことながら餃子は飲みものだったんだなあ。最近はこうやって食べることか、中国語の学習か、身体のメンテナンスか、くらいしかしていることがないのですが、こんなに熱心に勉強したことがないので、人間いつどう変わるかなんてわからないのだなと思います。
商業的な成功と創作の話からは少しズレてしまいますが、当たり前だけれど10年前はいまとは違っていたなあと思いました。短歌まわりの話をすれば、歌集へのアクセスが今よりもずっとむつかしかったように思います。共有結晶の価格設定や流通のさせ方は、その改善を意識していて、できるだけアクセスしやすい形と値段で、というのはかなり相談した記憶があります。結果的にたくさんのひとに手にとってもらえたのは、それだけが理由ではないとは思うのですが、幸いなことであり、ちょっと不思議なかんじもありますね。
当時、「歌集を読むためにはまずはそのコミュニティの中の人と仲良くなるように」というアドバイスを受けたことにかなり衝撃を受けましたが、1周まわってコミュニティとの接続も、アプローチのひとつ、と思えるようになったのは、何か「市場」的なものとは違うかたちを見たいと思っているからかもしれません。ただそのことと、自分がうまくコミュニティに接続できるかはまた別の話ではあります。
2021/11/26(金)
先週起きた仕事のトラブルについて話すための会議に出席して、あれこれ議論していたらすっかり憂鬱な気分になってしまいました。
今回のトラブルはわたしのなかではある程度予測できていて……なぜなら同様のトラブルはこれまでにも繰り返し起こってきたため、その問題を解決しながら進められる方法を考えながらやっていたつもりでした。ですがどんなに対策をたてたところでダメなときはダメなんだなあと思った次第です。
環境に要因があるとき、環境を変えないまま、対処療法的な方法を考えていても、あんまり解決にはつながらない実例になってしまいました。
久しぶりに落ち込んで、先週は一日お休みをもらって寝ていました。自分一人でできる、やるべきことはやってもなお、起こってしまうトラブルについては、もう寝て休むことでしか回復できない気がします。
そんな疲れ気味のわたしですが、最近はよく韓国の音楽バラエティの『パラドンパダ』をよく見ています。韓国で有名な歌手たちが出演していて(その中の一人にSHINeeのオニュがでていて、わたしは彼の歌が好きです)、そこにゲストを呼びながら韓国の名曲カバーをする番組です。歌のパートだけ切り出した動画を見ているので全体像がわからないのですが、ちょっと海の家っぽい設定なのかな…?
あとは最近は中国の『我们的歌』もよく見ています。
こちらは若手歌手と、ベテラン歌手がペアになって名曲を歌うものです。中国では他国の名曲も中国語の歌詞をつけてカバーされて発売されることもけっこうあるようで、日本の「花」などもうたわれていました(わたしは夏川りみさんのカバーしか知らなかったのですが、もともとは喜納昌吉さんという方の曲なんですね)。